本当に本当に最高だった
観たいと思いながら
気づけば4年。
でも4年前じゃ絶対何も残らなかった
だから今観れてよかったな
この映画に映る全ての役者の
演技の、セリフの全てが
この映画の本来伝えようとしてるものを
何倍も何重にも濃くして、繊細に、緻密にしてる
勿論、演技以外にも
カメラに映る細部全てが素晴らしかった
セットの作り込み、構図の美。
自然に馴染むような会話の映画の様式美。
暮らしの映し方。
登場人物の背景の伝え方。
特に”汗”の質感というか、
その表現に1番惹きつけられた
音楽がないのに(ないから？
ギュッと捉えられて
心に届くシーンの数々。
本当に本当に素晴らしかった
全てがスクリーンに“馴染んで”いた
役者じゃなくて役としての存在感
全身全霊でその映画に生きている事に徹している。本当に脱帽
ここまで”痛み”が伝わる経験はなかった
観衆の成熟があってこそ
映画本来の意味を成せると思うし
自分もここ数年でいろんな経験を経て
成長していたことを
この映画を通して感じれた。
祥太が高良健吾の目を真っ直ぐ見ながら
輝かせながら
妹の心配をしたところ。
「覚えてない」の台詞。
涙腺バッシャア。止まんねえんだ
まずは祥太
次に信代
あとの3人は
描かれなかったその先で
本当の“愛”を掴めたかな
大傑作。奇跡のような作品かもしれない。
ここまで映るもの”全て”が同じ方向を向いてる映画なかなかない。
本当に観れて良かった。
"あと一歩踏み込む”この「積み重ね」で
人から”与えられる”
その「積み重ね」を感じて
優しくなれる。
本当の意味で優しくなれる。
強くなれる
強くあれる
なりたいじゃなく
ありたい
優しくあろうとしたその先で
祥太はこの家族のヒーローになれたのかな
4年前からポスター写真に惹かれてた
暖かい写真。👏
