さ

万引き家族のさのネタバレレビュー・内容・結末

万引き家族(2018年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

何年ぶりかに見ましたが、やっぱり大号泣しました。

とりあえず役者みんなが最高。すごく自然で飲み込まれる。
しょうたくんが、万引きに抵抗感を抱き始めるところとか、りんちゃんを突き放しちゃうところとか、りんちゃんのお兄ちゃんにどんどんなっていくところとか、リアル。
共感されるかわからないけど、妹に万引きさせるなよって言われたところ、何故か毎回泣く。何故か。

もちろん悪いところはたくさんあるけど、血は繋がってないだけで悪、血が繋がってれば正義みたいなの違うのかもなと思わせられる。
結局りんちゃんが母親のところに戻ったけど、果たして幸せなのか。警察がノブヨに血が繋がってないことをすごく主張してめちゃくちゃしんどかった。あとなんて呼ばれてた?のくだり、嗚咽出るほど泣いた。ノブヨの悔しい気持ちとそうなのかもしれないな気持ちとかもう全部苦しかった。

数年振りに見たけど何故か覚えていたのが、おばあちゃんがアキちゃんのお金をちゃんと使わずに貯めていたところ。何故か覚えてた。たぶん当時も印象的だったんだろうな。おばあちゃんはアキちゃんのためにちゃんと取ってたのにそれが伝わらないの苦しい。(ノブヨとオサムの3万たくさんあるのくだりでそう思ってます)

最後の方はずっと泣いてた。
ノブヨの聴取のところとか、オサムとしょうたくんの夜寝る前の会話とか、、、

予定がある前日に見るのはオススメしません。
そしてとても大好きな作品です。
さ