今まで見る機会がなかなかありませんでしたが安藤サクラ主演の『ある男』を鑑賞して改めて彼女の演技の素晴らしさに気付きその他の作品も見たいと思い鑑賞。
2018年の作品なので今から4年前になりますが今の社会の闇にスポットライトを当てた秀作かと思います。
それぞれが事情があり暮らしている貧しい生活、こんな生活はずっと続くはずはないと思いながらも皆が明るく逞しく生きて行けたら…と願いながらストーリーを追っていました。
ラストは含みを持たせる形で見る側に委ねられます。
家族の形は人それぞれですが自分の境遇と照らしながら考えさせられました。
苦しくて切ない内容ですが作品の中で写る家族の輝いた表情はとても印象不覚残りました。
樹木希林さんの演技もさすがですし子役の子もハマっていました!
日本アカデミー賞を受賞したという事にも納得の作品でした。