このレビューはネタバレを含みます
ずっと観たいと思っていた映画。
子役の城くん、『ファーストペンギン!』の進くんだ!時の流れを感じる…
それにしても是枝監督の映画に出てくる登場人物たちはみんな自然…。子役までも…すごい…。
みんな体当たりで演技してるのが凄すぎる。
りんちゃんが親元に戻らなかった時の信代とおばあちゃんのやりとり。
「戻るって言うと思ったけどねえ」
「選ばれたんかなぁ、私たち」
「親は選べないからねぇ、普通は」
「でもさあ、こうやって自分で選んだ方が強いんじゃない?」
「何が?」
「何がって…、絆よ。絆」
「私は、あんたを選んだんだよぉ〜」
この最後のおばあちゃんの台詞も好きだった。親娘の会話だった。
海で遊ぶ5人を見つめるおばあちゃんの目線にも愛情を感じた。
おばあちゃんは、三万ずつ慰謝料みたいなものを貰ってたけど、使わないで貯めてたところを見ると、あれは亜紀のために貯金してあげてたんじゃないのかなぁ。亜紀は何であの裕福そうな家に帰らなかったんだろう。
本当は☆4.2くらいの気持ちなんだけど、題材が題材だし、好きかどうか、また観たいかどうかを加味して無難に☆4にしてます。
番宣に樹木希林さんが出られたとき、「良い映画ですね」と言われ、「良いわけないですよ、万引きなんだから」と仰っていたのを思い出した。良いわけないですよね本当に…。
りんちゃんもしょうたくんも笑って過ごせると良いな、、と願うことしか出来ない。
あと題字!
良いなあと思って調べたら、ミロコマチコさんなんですね!好きだなぁ。