このレビューはネタバレを含みます
歪な偽家族の話。
それぞれがなんらかの悪事に手を染めていて、日常的にニュースで報道されたら嫌悪感を覚えるような万引きや誘拐、死体遺棄などの犯罪行為を行っているような人間の集まりなのに、そこには確かな愛情が存在していて物語中盤では少し羨ましさを感じるシーンさえあった。
海のシーンとか盗んだ水着で遊んでるはずなのに良い家族だなとか感じてしまった。頭がバグる。
冒頭の時点から「でも、絶対捕まるんやろうなぁ」と想像していたらその通り。現実は厳しい。
あとは、松岡茉優の見学店がえっちすぎる。
最後、虐待されてた子(りん?ゆり?じゅり?)が家に戻されてしまったが、男の子(しょうた)のように救われて欲しかった。