映画太郎

万引き家族の映画太郎のレビュー・感想・評価

万引き家族(2018年製作の映画)
4.5
【小さな魚が、大きな魚をやっつけるには、小さな魚が集まって、大きな魚のように泳げるようになって、大きな魚を追い払う】

社会をほぼドロップアウトした赤の他人が、なかばゴミ屋敷のような一軒家で、年金と足りない分を万引きして生きていく。

そこにあるのは、肉親以上の、赤の他人という【絆】
【親は選べないからね】
【うちらは選ばれたのかなぁ】
【絆があんたを選んだんだ】

【店にあるものは、まだ誰のものでもないから】
【みんなでワークシェアするんだよ】

【妹にさせるなよ】店の親父は、知っていながら見逃していたの か (泣)

【しよう太】のマネをして、万引きに手を出す【リン】このことが、擬 家族の崩壊に。

安藤サクラさんの演技に心を鷲掴みされました。

【捨てたんじゃない。誰かが捨てたのを拾ったんです。捨てた人は他にいるんじゃないですか。】

【子供に母親は必要? 母親がそう思いたいだけじゃないんですか。産んだらみんな母親になるんですか】
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