祥太役の男の子が「誰も知らない」の時の柳楽優弥にソックリ。
テーマとしては闇深かったり重い筈なのに、団欒時の会話で場内に笑いが起きるほど良い意味で全然ドラマチックじゃない、物凄くリアルな生活感が楽しかった。
一方で頭には、とりあえず"その時"が来るまでのかりそめだという事もしっかりと有る為、血が繋がった家族だって幸せな事ばかりでは無いのに、ただでさえ叩けば埃だらけな彼らの幸せの反動に、海水浴シーン辺りから身構えてしまった。
自分が小さい子に物買ってやって「後で叩かない?」なんて聞かれたら人目もはばからず泣いちゃうよ...と、帰路思い出していたら人目もはばからず泣いてしまったよ苦笑