このレビューはネタバレを含みます
メッセージ性も強かったし、映画の演出自体もすごく好みだった。
家族とは何かっていうことを問われてるんだと思ったけど、観た後に思ったのは旅立ちというか、新たな一歩みたいなところが大きなテーマなのかなと。
最後の凛ちゃんのシーンで「親は選べないからね」っていうセリフを思い出して泣いた。
祥太があそこでああいう勇気が出るのはやっぱりまだ無垢な子供だからだったのかな。祥太にこのままじゃダメだと思う気持ちが芽生え始めたシーンで胸が熱くなった。
一緒に暮らしてるような気持ちになって入り込める雰囲気と、日常に似合わない胸をざわつかせるBGMが印象的。