好きだったらこうやるんだよ
と、リンをぎゅーっと抱きしめる場面、
あなたは子供達からなんて言われてたの？
の、涙を拭う場面。
印象的なシーンがたくさんありすぎて、何から話したらいいのか。
簡単に首を切られ、労災もおりない底辺に住む（私もたいして変わらないかな）人々が、それぞれのやり方で優しさをもって過ごすことで、強くなっていく絆。あたたかさ。家族って、血の繋がりだけでは決してなくて、どれだけ同じ時間を過ごしたか、どれだけ思いを通わせたか。なんだよな…
いろんなことを考えてさせてくれる本当に上質の映画だと思いました。
そして、とにかく、俳優陣の演技が素晴らしい！！！
俳優達の声の個性に合わせて、脚本を練り直したという是枝監督、さまざまな問題を投げかける素晴らしい映画をありがとうございます。
安藤サクラの涙のシーンは思い出しただけで泣けてくる。
