このレビューはネタバレを含みます
とても良かった。感想がとても難しい。
褒められた家族のあり方ではないだろうし、みんなが優しさを持ち寄って生きている訳でもなくて、生き方を選べない人達が集まって、汚くても、間違っていても協力しながら生きているのでしかないけれど、打算も愛情も優しさも色んな感情が集まって、生活を営んでいて、それは家族以外のなにものでもないんじゃないかとも思う。
正しさというものは多分幻想で、絶対にこれは不正解だというものは存在しても、正解なんて人間の社会にはないと思う。
僕も整理のつかない感情を沢山揺さぶられて、この映画に対する感想をまとめるのが難しい。
自分でもよくわからないけど、積もってる雪を見てショウタ君を呼ぶシーンで涙がボロボロ溢れてきた。
映画館で見られて本当に良かった。