このレビューはネタバレを含みます
役者一人一人が素晴らしかった。
特に安藤サクラさんと樹木希林さんの素晴らしさ。目の奥から語りかけるものがありました。
そして、シナリオもカメラワークも素晴らしかった。
家族で花火を音だけで楽しむシーン。
私には確かに花火が見えた。
家族には、たしかに花火が見えてたと思う。
最後のリンちゃんのシーン。
私にはママと叫んだと、確かに聞こえた。
血が繋ぎっているから家族ではない。
血が繋がっていることが大切なのではない。がしなし、「血」というものは強い、
他人に、いったいその人の何が分かるというのだろう。
自分の目で見たこと、自分が感じたことが全てだ。