アカデミー賞ノミネート凱旋上映にて
昔から漠然と「家族」ってゆーものに違和感はあった。
良い面は良しとして、悪い面。
特に殺人に関する事。
無理して一緒にいなきゃいけない理由なんてあるのかなと。
また、親を罵倒して引きこもるヤツとか、子供に手をだして勝手気ままに生きる親。
そんな「家族」って強制する必要があるのかなと。
団結したり協力したりすると強さを発揮する分、上手くいかなくなっても強制力のある「家族」。
是枝監督にはさまざまな「家族」のカタチを見させて貰った。
親、子、他人、血縁、絆…
今さらだけど「家族」ってなんなのか…
長続きするはずもないとどっかで理解しつつも、お互いを必要とし、離れられず、その一瞬に輝きを放つ線香(閃光)花火のような映画だった。