とにかくカット毎に漂う生活臭がハンパない。
社会とは外れたやり方でしか生き延びれない層の人々はアメリカでいう『モンスター』『フロリダ・プロジェクト』もあったけれど、これは身近すぎて言葉を失うぐらい。
是枝監督のタッチは相変わらず温かくて、『そして父になる』のより倍も貧乏にさせて出てきたリリーパパも良いし、ケイト・ブランシェット様を唸らせる安藤サクラさんもマジ伊達じゃない。
樹木希林さんもこれが遺作になってしまったんですね。合掌
結論を言うと観れてよかった。
けど考えさせられるというより、何か怒りが芽生えるような感覚を覚えるのは自分だけ?