ぶみ

ヒッチハイク・キラーのぶみのレビュー・感想・評価

ヒッチハイク・キラー(2015年製作の映画)
3.0
アブナー・パストール監督、脚本、アンドリュー・シンプソン主演によるイギリス、フランス製作のスリラーで、劇場未公開作品。
ヒッチハイクで旅をする青年が、偶然出会った女性とともに、怪しげな夫婦が住む家を訪れる姿を描く。
設定は面白く、出てくる人々全員が怪しく見える展開は秀逸であるし、地味ながらカーチェイスもあり。
ただ、終わってみると、ボールを投げっぱなしな部分があったり、ハテナマークがつくシーンがあったりと、全体的に粗さが目立ってしまったのは残念。
また、エンドロールの映像と音楽のセンスは抜群であり、ここと、ヒロインを演じたジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボームの美しい肢体が拝めるのは数少ない見どころ。
設定倒れしてしまった感は否めないものの、それなりの逆転劇があり、B級作品としてはそこそこ楽しめた一作。

この変な家から早く出ていきたい。
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