2021年4月13日にお亡くなりになった遺伝子学者、村上和雄さんのドキュメンタリー映画。

鈴木七沖監督が村上和雄さんの命日前後にYouTubeに映画を無料アップ。私もYouTubeで鑑賞しました。

とにかく村上和雄さんの話しは勉強になった。

私たち人間の遺伝子には1000文字、1000ページの本、3200冊分の情報が入っている。
ただし、ほとんどの人はそのうち2〜3％しか「on」していない。

スイッチをもっと「on」にするには、
①使命を持つこと
本当の心から望んでいることをすること。
②笑うこと
③愛すること
④覚悟と熱意を持って、でも、楽観的にフットワークを軽く行動すること

いわゆる自己啓発セミナー的な内容になっているけど、生涯を遺伝子研究し続けた学者の研究成果なので映画を観るとなるほどと思える。

村上和雄さんという人、村上和雄さんの話しは勉強になるし、面白いけど、

映画としてみると、正直、面白くはない。
村上和雄さんの出てないシーンで、監督の思いが入りすぎて、村上和雄さんの考えと衝突してしまった印象。

こういうドキュメンタリーからは、私は科学的な知識を得たいだけ。安っぽい感動ならいらない。

先日お亡くなりになったタイミングで。
素晴らしいし、実に興味深い。
石川遼くんのお父さんに、「息子さんは遺伝子か環境か？」と訊いたらしいが、村上先生ご自身は遺伝子ですか？環境ですか？？

JR福知山線脱線事故で重い障害を負った順子さん家族の様子がとても幸せそうでよかったと思うけれど、今日が16年目の日という偶然のタイミングで映画を観て何とも悲しい思い。。

記録

今日は泣いてもいい日　第4弾にて