このレビューはネタバレを含みます
私は恋愛経験が少ない方だけど、いわゆる結婚までいくような本当に愛し合ってるカップルは、見た目や雰囲気でわりと明らかにお似合いと分かることが多い、と思ってる。
し、今んところ周りのカップルを見てるとそれは結構正しいんじゃないかと思ってる。
でも、この映画はそうじゃなかったからそれが良かった。
見た目がお似合いでなくとも、愛し合ってるんならそれでいいやんね。
一緒にドラッグするとこいいなあ。いやしたらあかんけど。
好きな人の夢を叶えるためなら、自分のオナニー動画がネット流出しようが構わんって躊躇なく言い切るフレッドはかっこよかった。
ていうか、撮られてる本人が確実に恥じるだろう裸やセックスやオナニーの動画を見て面白がる人々の神経ってやばい。
下ネタいやなん？ノリ悪wとか清純派やなー(笑)とか言われようがどうでもいい、ってかそもそもそういう問題ではない。キモいしサイテー。
イジメもそうやけど、そういうノリが今もなくならずに世代から世代に受け継がれてしまってるの、本当しんどいな。
親友の黒人とボーイズツーメンで盛り上がったり、共和党やクリスチャンがなんちゃらで口論になるとこはめっちゃアメリカやなーとおもた。
サラッと有名なラッパーが出演したり、会話にアーティスト名が出てくるのも欧米やなあ、日本であんまそういうのないもんな。
アメリカのこういうとこは好きやなと思う。
あ、あと最後にちゃんと悪いやつが暴かれたのも良かった。これが現実世界でも起こればいいのになあ。
悪事を暴くのでなく、自分の利益や保身のためにブラックメイリングするやつはクソ。
でも政治家や大企業はみんなそれをし合ってるし、いかに上手く妥協でやりくりするかみたいなとこあるよな。
とりとめないけど、今の日本では自民党がどうとか言う映画作ったら公開止められるやろうし、ほとんどの一般人は政治トピックの話するのまじで避けるし恐らく興味自体もそんなにないから、こんな恋愛映画を作ることはできんやろなーとおもた
これが世界との差だよ、報道の自由度ランキング66位で先進国中ドベofドベの我が国日本。
