緑も生えない土埃の舞う街に住む姉妹。
姉はうだつの上がらない旦那との生活に飽き飽きしながらも、美しく活き活きとした妹を想い、この生活を抜け出そうとする。

栄光と虚飾をわかりやすく描いたような作品。
姉はアイダルピノ、妹をジョーンレスリーが演じる。特にレスリーは当時17、18歳くらい。とは思えないほどの表情の変化を魅せる。後半は完全に大人にしか見えん。

歌唱やダンスのショービジネスの華やかなシーンを織り交ぜつつも、心抉られるドラマが展開。最後まで夢中で見た。

う〜ん、これは好きだなあ！
冒頭、インパクトのあるシーンから始まる。
幸せを見出すことは難しい。

【フィルム・ノワール、勝手にベスト50】
ヒッチハイカー。（アイダ・ルピノ）

ショービジネスのバックステージものとしてかなり良かったはずだが、アイダ・ルピノは姉役に合ってない気がする