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『戦時下 女性たちは動いた (1914-1918)』に投稿された感想・評価

KS
4.8
挙国一致という名のもとにナショナリズムを高揚させ第一次世界大戦へと向かっていくフランスを女性人権から捉えたドキュメンタリー

女性参政権へと動いていた当時のフランス人女性たちは、戦時下で軍需産業を中心に様々な職業に就職できるようになった。戦争はいつの時代も、移民や先住民、女性などこれまでマイノリティとされてきた人たちに戦争に参加する事で人権が少しずつ認められていくという側面もあると語られてきたが、実際はどうだったのかを描いている。
しかし、このドキュメンタリーは政府のプロパガンダ映像と実際の映像を列挙することから見えてくるものを映している。

それだけに留まらず、戦地と売春の関係、現在にも通じる労働者の使い捨ての実情、戦中と戦後での女性に対する扱い方の違いまで、分かりやすくまとめられている。

戦中はジャンヌダルクが称賛される女性像としてもてはやされ、妖艶なスパイの女性は処罰される。しかし、戦後は自立したジャンヌダルクではなく、仕事ではなく家事をする事が女性らしさとして定義しなおされる。ここに女性像、女性らしさが、そのつど都合の良いように解釈し直されただけだったのだなとも思った。
ピーター・ジャクソン監督「彼らは生きていた」をロードショーで観た後、たまたまネトフリで見つけた、同じコンセプトのフランス版ドキュメンタリー。

前者は年端もいかないイギリスの若者たちが前線に送り込まれて地雷や砲撃や毒ガスに晒され、泥水や血にまみれ、人としての尊厳を奪われ、負傷し、死んでいく、あるいは生還しても疎まれ居場所を失っていくという戦争の容赦ない現実を突きつけるドキュメンタリーだったが、こちらのフランス版ドキュメンタリーは後方支援に否応なく駆り出されていった女性視点で戦争の非情さを白日に晒していく。

前線の戦いの記録もたっぷり使われていて、「彼らは〜」同様、こちらも100年前の古い記録フィルムを発掘・修復・フルカラー着色しているのだが、そのクオリティ、鮮やかさたるや、時として「彼らは〜」を上回るほど。(一部再現撮影あり)

女性や子供に戦争が何をもたらすのか、何を奪うのか。。ワンショット展開で話題の「1917 命をかけた伝令」の予習としてだけでなく、貴重な第一次大戦の現実を知る機会としても必見です。
SAKU
3.9
第一次世界大戦時のフランス人女性たちのドキュメンタリー。
とても良かった。

これまで第二次世界大戦時の話ばかりに目を向けていたが、これからは第一次世界大戦の話もしっかり学んでいこうと思った。

フランス人女性は自立しているという個人的なイメージがあったが、その根本的な面を垣間見れた気がした。
フランス人女性が参政権を得るまでこんなにも時間と労力を費やしていたことを知れたことも良かった。

歴史を様々な視点で学ぶって大事だ。