さまざまな愛の形。
それは憎悪と表裏一体。
善悪に対するその客観的な境界線を誰が決められる?
もはやLGBTは性別を超越した愛の形。
ただひとりの人と寄り添いたい。
愛したい。
そう思わせる作品。
この作品はドイツの青年と、イスラエルの既婚女性の2人がそれぞれ愛していたあるイスラエル男性の死から物語が展開される。
亡くなった愛する人を身近に感じたい一心で母国ドイツに全てを置いて単身、イスラエルの愛人の家族のもとへ。
ドイツとイスラエルの関係、
性を超越した同性愛のあり方、
裏切りから離される信頼
許す勇気
家族を守る義務感…。
いろんな立場で、いろんな事情を絡ませた静かなストーリー。