エアール

レッド・ハンターのエアールのレビュー・感想・評価

レッド・ハンター(2018年製作の映画)
3.3
近未来を舞台に…
ーー母なる自然がとうとう怒り出し
雲の落下、”クラウドフォール”と呼ばれる天変地異が起きてしまう。

氷冠が急速に溶け
数ヶ月で都市が飲み込まれ
雨が創世記のような大洪水を引き起こし
地球のほぼ全域を破壊、
生き残ったのは
高台で難を逃れたわずかな人々、
それから50年の歳月が流れた…

生存に必要なものは2つ、
普通に存在していたものに希少価値が生まれた
ーーそれは”空気”と”水”

この新たな物々交換経済で通貨の役割を果たすもの
ーー有害な雨水を浄化する錠剤、純粋な銀粉
ーーエアフィルターに不可欠な成分であり、黒肺塵症の進行を遅らせることも。

新政府が人々の安全対策に働きかける
ーー化石燃料を燃やす車両の運転が違法に。
運転する者は重罪人とされる。

そんな重罪人たちを厳しく取り締まるため
政府は彼らに懸賞金をかけた。
その結果、賞金稼ぎたちが荒野をうろつくようになったのである。


空気と水が汚染されたそう遠くない未来に
あるひとりの賞金稼ぎが
冷酷無比の標的に”死”を与える
ーーがそこには単なる懸賞金目当てではない、個人的にな”恨み”があり…


ジーナ・カラーノがまたまたやってくれました 笑
本作でも体を張った芝居を披露してくれています。
西部劇風のスタイル、そこに汚染、荒野、どこか嫌悪感が拭えないDirtyさが相まって
いい感じに仕上がっているのでは
ないですかね〜
エアール

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