ハニルくん

アガサ・クリスティー ねじれた家のハニルくんのレビュー・感想・評価

3.0
1949年に発表されたアガサ・クリスティの推理小説の映画化。時代的に1949年なら衝撃的作品にもなろうが、今なぜ映画化されたかは理解できない。俳優も映像も最高だがストーリーが残念。猟奇的な作品を見すぎている現代人から見れば、もちろん悲劇的な結末だが、予想の範囲を超えていないといえる。それにしても探偵小説のはずだろうに主人公の探偵がふがいなさ過ぎる。探偵は何も解決せず、探偵がいなくても同じ結果になっただろう。