終盤の展開というか、風呂敷の畳み方が『スイス・アーミーマン』と全く同じで笑ってしまった。
『スイス・アーミーマン』はあの締め方だから最高なのだが、今作はその役割を果たせているのだろうか？
私はそうは思わない。
探偵のチャールズが公私混同しててめっちゃ子供で事件解決よりもソフィアとのよりを戻したいだけなのでは？と観ていてあまりにもストレスを感じるキャラクター過ぎて辛かった。
事件を解決しない探偵は探偵ではない。
原作でもこんな感じなのだろうか？と疑問に思うところばかりでつまらなかった。
チャールズとソフィアのカイロでのあれこれを結構長めに引っ張るが、二人がひたすら面倒くさいやり取りしてて事件どころじゃないところに笑ってしまった。
こんな雑な映画あるかよ……。
原作未読組としてはもうちょっとなんとかならなかったのだろうか……つまらない……の感想しか浮かばなかった。
グレン・クローズのお芝居は最高なだけに、残念。
原作ファン的にはどうですか、このまとめ方。
