怒髪猫なんじゃった

アガサ・クリスティー ねじれた家の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

3.7
原作はミステリー作家アガサ・クリスティーの『ねじれた家』の🎬化です・・この本は読んでません。


やっぱりアガサ・クリスティーものは面白いですね。


出演者を見てこじんまりと纏められた感のある映画でした・・その中にあって大伯母役のグレン・クローズ、警部役のテレンス・スタンプと存在感のある俳優さんを並べた作品です。


大富豪が亡くなり、事故では無く殺人ではと疑った孫娘が元恋人の私立探偵に捜査を依頼するところから始まります。

大富豪の若い後妻、義姉にあたる大伯母、長男夫婦、次男夫婦、孫たち、家庭教師、乳母と・・大きな屋敷には怪しそうな人物ばかりと、アガサ・クリスティー特有の群像劇です。


随所にレコードから音楽が流れて来るシーンがあるが、この音楽がとても好いのです。


私立探偵と屋敷内の人物たちとのやり取りを通して犯人像に迫っていくのだが・・おぉ〜やっぱりと思わせて、そこへ持っていく面白さ‼︎・・どうぞ充分頭を柔らかくしてご覧ください。