見事にアガサクリスティな感じ。
原作も未読、内容も知らない状態でみました。
アガサクリスティ原作の映像化されたものは、天候悪くて色彩暗め、単調なやり取りからラストで突然盛り上がる、といった共通点を感じていて、毎回毎回、途中で眠くなります。どの作品もネタはやはり面白いものなので最後はビックリさせられる結末が多いのですが、、、
殺人事件モノが大好きで育った私にとっては見るのが遅かった・・・
序盤から犯人が予想できてしまい、やっぱりそうか、といった感想に。現代ではやり尽くされてしまった犯人の姿。原作が発表されたころでは、相当センセーショナルだったことでしょうね。。残念。自分が。
さらに、探偵役が地味。ムードに合わない明るさやエキセントリックさで漂う空気を壊す雰囲気がないと、単調に更に単調を加えるだけで魅力が全くない感じに。
そういうわけで、ただ眠く、結局結末でも驚くことなく、、で終わってしまった残念な映画でした。
