このレビューはネタバレを含みます
シャロン・テート殺害事件についての事前知識がある状態で鑑賞したので、こんなに無邪気で可愛い子が後に…という想いで観ていたのだが、ラストシーンで衝撃。
どうしてもあの凄惨な事件と結びつけて思い出されてしまうシャロン・テートという人物だが、タランティーノはそれだけでなく、ただただ無邪気で愛らしく、未来有望な1人の女優であった彼女の本質も忘れないでほしいという思いでこの構成にしたのではないかと思う。そうであれば、タランティーノの映画愛、ハリウッド愛が詰まったストーリーで素敵だなと。