テル

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのテルのレビュー・感想・評価

4.2
藤本タツキ先生のルックバックを今日読んでこの作品もついでに観たくなったので鑑賞
60年代の世界観がとても心地よくて少しだけでもこの時代で暮らしてみたいと思えた。
シャロンテートを調べても事件のことだけしか出てこないし全然ハッピーには感じない。そもそも今の時代彼女のことを知らない人のが圧倒的に多いと思うけど(私もしらんかった)
でも、劇中で幸せそうな様子、ラストの返り討ちのシーンを観てるとせめて創作の世界では幸せな世界にしてあげよう…という意思を感じる。現実では悲劇でしかない彼女を映画の中では幸せにしてあげようっていうテーマ性を感じられた。
これがすごい哀愁あって人間味を感じていい。創作物にしかできない力強さを感じた。
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