せいみー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのせいみーのレビュー・感想・評価

4.4
タランティーノ9作目の本作。
何度目かの鑑賞。流石の作品。

自由主義とヒッピー文化の全盛期に近い、今は亡き華やかさと儚さを持つアメリカ。
その中で実際に起きた悲惨な事件に対し、彼は映画の魔法をかけてしまう。

この魔法は映画でしか、かけられない。

彼の真髄である、最高のくだらなさや、ウエスタン映画愛、演技の素晴らしさ、人間臭いところの愛おしさが全開。
不謹慎かもしれないがラストシーンに近づくたびにワクワクしてしまう。
何度も見たいシーンが詰まった映画。
せいみー

せいみー