かおり

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのかおりのレビュー・感想・評価

5.0
パラサイトがアカデミー賞を獲得する時に、この作品もノミネートされていたことを知っていたんだけど、自分はあまりにもパラサイト推しだったので、ちゃんと見る気がなかった。

タランティーノはだいたい見ていて、パルプ・フィクションとキル・ビルは特別、次点がジャッキー・ブラウンなのですが、この作品は、あまり食指が動かず。

ブラッド・ピットもレオナルド・ディカプリオもメジャーすぎるし、タランティーノの映画好き回顧録でしょ?というイメージが強くて。

でも、レオナルドのコメディーもいける俳優としてのレンジの広さと、ブラピにここまでブラッディな汚いシーンをやらせるタリンティズム!

父親のそばで、まだ西部劇やらマカロニ・ウェスタンやらをテレビの洋画劇場で見たことがあった世代としては、アメリカも日本もあまり時差なく楽しめた娯楽作品。

やっぱり、クエンティン・タランティーノは、20世紀から21世紀にかけて、100年に一人のシネマティック傑物だと言いたい。
とりあえず。
かおり

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