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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのdendohのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

マリリン・マンソン経由でチャールズ・マンソンやその事件を調べた人、同世代には結構いるはず。本作でも当然チャールズ・マンソンががっつり描かれる事を期待していた。...が、しかし、チャーリーの出番は殆ど無い上、最後は襲撃犯一宮が主役二人&妻&犬によって返り討ちになって終わるという、史実性なんざクソ喰らえの歴史修正エンタメ作品だったというオチである(笑)

リックは何故に火炎放射器持ってるの?役作り?アメリカは知らないけど、日本だったら流石に過剰防衛。

ブルース・リーやスティーブ・マックイーン等、有名人もチラホラ登場。ラジオから流れる曲はディープ・パープルのHush等、60'sの有名曲。

ヒッピーの子の脇毛は、直前のジャニス・ジョプリンの脇毛を観てたから『おっ』と思った。ヒッピーだからとか関係なく、たぶん脇毛を剃る文化自体が近年に生まれたものなんだろうね。最近はアンチ脇毛運動とかあるし。

天才子役、8歳であれは凄い。『推しの子』に通ずるところあるけど、ああいうプロ意識高い子は結構いるんだろうか。

いずれせよ、終盤のマンソンファミリー襲撃までくっそ長ぇ〜〜〜...中身がありそうで無い(結局はリックとクリフのホモソーシャルが主題なん?)話が延々と続くが、それでも飽きずにまあまあ観れてしまったのが悔しい。二時間半溜めに溜めて、最後はバイオレンスって、タランティーノってホントにどうしようもない監督(笑)
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