美大生A

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの美大生Aのレビュー・感想・評価

3.8
ようやくみれた〜
今更感すごいけど。
タランティーノ監督の会話劇はなぜ観てて飽きないのだろうか…
ハリウッドで忘れ去られつつある西部劇の役者とスタントマン、ディカプリオとブラピのタッグは最強でしかない。
男の淡々とした日常を描きながらも、タランティーノってこんなもんじゃないよなあっていう、嫌な予感が節々に用意されていて、最後の衝撃的なシーンを観た時に、やってくれたな…感すごかった。
ブラピの喧嘩早さが異常。
ブルースリーが嫌なやつで登場して殴り合ったり、ヒッピー集団を血まみれにしたり、節々に感じる嫌な予感が、最悪な事態で回収されていく。
そして最悪の事態は嘘だったかのように、お隣さんとの平和な会話でハッピーに終わるタランティーノらしい演出。

しかもこれ半分実話なんですね
調べてから観ればよかったな…
実話の脚色の仕方にタランティーノのヒッピー集団に対する憎悪を感じる。
美大生A

美大生A