このレビューはネタバレを含みます
ハリウッド蒲田行進曲な20世紀少年ね。。
芸達者なデカプリオと実は隠れ芸達者ブラピの大共演。
とりあえずハリウッドのオマージュ満載で69年頃のバックグラウンドわかってないと理解しずらい。
西部劇の終わりテレビ時代の幕開け。
デカプリオの中年の苦悩、生きづらさの見事な表現、ひょうひょうと生きる影武者のブラピの方がクールに生きてる対照も面白い。
スターウォーズやランボーシリーズ、マーベルシリーズの前のハリウッド。
ビバリーヒルズ住宅地のの高騰前の雰囲気。
殺し方はキル・ビルそのもの。そして最後のタバコの広告は映画だからやってしまうという悪趣味なジョークなんでしょうか。
ラリったブラピと対峙するヒッピーはまじ気の毒だったけど、映画としての楽しさもいっぱい。
この映画はメジャーじゃないですから。ま、カルト映画としてこんな宣伝して欲しくないぐらい。。