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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの516のレビュー・感想・評価

4.0
ボンクラおっさんのホモソーシャルがビンビンなブロマンスもの、バイオレンスもあるんだけど、劇場出た時には優しい、暖かい気持ちになれる


レオ様の「演技の中の演技」は圧巻!
迫力満点&周りに認められた時の彼の涙が、、、。

ブラピは全カット絵になる男!
とにかくむちゃくちゃかっこいい!
黄色のアロハ欲しい!笑

年1回はスクリーンで両手を合わせて感謝しながらマーゴット・ロビーの美しさを拝みましょう、綺麗だ~

あと犬良かった!このワンちゃんとのバディ感も最高やった!
見た人なら分かる「カチカチ」ってやつ好き!笑



この映画おそらく二重の楽しみ方があって、

1つは史実に基づいたシャロン・テート殺害事件を含む60年代のハリウッドネタをバシバシ入れてくるので、そこの懐かしさと言うか「あー!これあの映画のシーンか」的な、映画的な文脈をしっかり理解して楽しむ見方

もう一つはこの映画だけに登場するレオ様とブラピが演じる架空の人物(リックとクリフ)を縦軸としたストーリーを楽しむ見方

60年代のハリウッドシーン、音楽や思想等、当時のカルチャーを咀嚼して再構築して1本の作品に仕上げてくる、ここのセンスと言うかバランス感覚がすんげー
だって60年代の事を全く知らない俺が違和感なく楽しめたもん

物語中盤の牧場でのシーン、ここでの不穏な空気の漂わせ方が上手いな~、、、あれ?この感じどこかで、、、あー、ここでの一触即発な気を許せない感じ、一つ前の場面のレオ様が演じてるカウボーイのドラマの世界観と同じなんだ!上手いな~!!



個人的にここ最近イライラが溜まっていたので、最後の暴力描写、中でもブラピが女性の頭を執拗なまでに粉砕するシーンは見ていてスカッとした!
あー気持ちよかった!笑



タランティーノの作品はいつも「あ~これも何かもサンプリングなんだろうな~」って足跡には気づくけど、肝心のネタ元を知らないから見終わってから、自分の知識の無さに少し反省させられる。

、、、なんか良かったよね!的な。笑
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