浅見Lefty恭弘

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドの浅見Lefty恭弘のレビュー・感想・評価

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長年生きてきて「○○○○年の夏はどうだった」とまざまざと記憶に残る年なんて、殆ど無かった。例外が1969年。7月、人類が初めて月を歩いた。こんな凄い宇宙時代になったんだ、と嬉しかった。しかし翌月、シャロン・テート事件が起きた。「ええっ、酷え!」と12歳の少年は激しいショックを受けたのであった。
本日、「Once Upon a Time in Hollywood」を見てきた。ネタばれを避けた上で、一言でいえば6歳当時ショックを受けたであろうTarantinoが「こうであって欲しかった」という思いを映画にした、と言えるだろう。怖い顔してタランティーノ、優しいぞ。あと、69年の話だけに、音楽がまた嬉しい。まあ、見てくださいな。
浅見Lefty恭弘

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