ヘイトフル・エイトで大きな大きな作品を作り上げた。
つぎはなんだろう？期待を胸に今作、なんとタランティーノ版アメリカングラフィティーだった。1日の出来事が三人の主人公を軸に並行して描かれる。中でもワカモンに追い落とされるデカプリオの哀愁にハマった。
ファイトクラブなみに不気味なブラピがマンソンファミリーのアジトを訪れるヒリヒリした描写が秀逸で、外連味たっぷりのフェイクも効いている。
時が飛び、運命の時に向けて刻むスピードが加速し固唾を呑むが、タランティーノ一流の撚りが待っている。
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悪魔のいけにえのモデルにもなっているマンソンファミリーだけど、これは逆悪魔のいけにえだ。
なんとマンソンファミリーが危ない家に迷い込んでしまう。
そこに待つのは不気味なバイオレント全開のブラッドピット。
打ちひしがれるデカプリオの火炎放射器には拍手喝采してしまった。
