このレビューはネタバレを含みます
1969年世界を震撼させたシャロンテート事件がベースになった架空のお話。
タランティーノのハリウッドに対する愛、そしてこの年に起きる様々なことへの終焉に対する哀愁が溢れ出す。
ラストのバイオレンスシーンはさすがタランティーノやり過ぎ笑った!
ディカプリオの、確信を突かれて泣いちゃうところとか、飲み過ぎで演技できずトレーラーで1人自暴自棄になるとことか、子役に演技褒められて涙ぐむところとか純粋でヘタレ具合がハマってるし、ブラピは少し影のあるセクシーさ。あれで55歳なんて驚愕。
アルパチーノやママスアンドパパスのメンバーとかあとマンソンファミリーにダコタやレナダナムまで!と俳優陣も豪華で見つける楽しさもあり。
史実とは異なるラストはきっとタランティーノのハリウッドに対する少しの希望なんだろうかとなんだか感慨深い。