ナゴ

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのナゴのレビュー・感想・評価

3.4
シャロン・テート事件すら知らない私。
60年代アメリカのテレビドラマ、映画タイトルも片手で数える程度しか知らない私。
なので観劇中は事実とタランティーノの改変の差が分からず雰囲気だけ観て帰ってきたようなものだった。
帰ってワンハリの考察・ネタバレブログやシャロン・テート事件をググって知ってやっと映画代を払った気持ちになった。
映画だけだと3点、その後に知識補完して3.3点にしました。

めちゃめちゃ予備知識必須な映画なので本当に人を選びますね。
60年代のリアタイ世代やタランティーノ作品オタクはニヤッと出来るのでしょう。

ブラピが演じたクリフ・ブースがとても謎に満ちたキャラクターだった。
タガが外れると恐ろしい。しかしボスであるリックにはとことん忠誠を尽くしている。そんなピットブルのような男とリックの出会いがめちゃくちゃ気になる。リックはクリフがあんなに(リック以外の人間に)冷淡で恐ろしい男だとは知らないのだろう。
クリフの「努力してる」という台詞を何度も噛みしめたい。
本当にめちゃくちゃ気になる男だ(念押し)
ナゴ

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