ジョン

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのジョンのレビュー・感想・評価

5.0
ブラッドピット演じるクリフに惹かれる。パートナーのディカプリオ演じるリックは煌びやかな豪邸に住んでいるのと、対照的に汚いとトレーラーハウスに住みついて夕飯はレトルトとまあ気が滅入りそうな環境を楽しんでるような生き様にこう惹かれる。
自分が余裕がなくなると、苛立ちパニックになるからこう感じてしまうんだろうな。
この自分の余裕のなさが出た時の苛立ち等を映画内だとディカプリオがすごい親しみを感じる演じ方をしていて思わず共感してしまう。

また、リックのキャラクターの対照的な位置にクリフを置くことでより味を出すこの巧みさ。
主演俳優が脇を立たせるこの構図をさりげなく配置させてる演出の自然さが鑑賞中のノイズにならずこの多幸感ある世界を堪能させてくれる。

久々に自分のそばに置いて置きたい映画だ
ジョン

ジョン