NeNe

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのNeNeのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノの映画、わたしは好きな作品と嫌いな作品極端なんだけど、これはものすごく好き!!!
タランティーノにしたら控えめというか丁寧というか、毒がないというか、ちょっと途中タランティーノ映画を観ていることを忘れていたんだけど、ラストは情けなしのバイオレンスで安心しました。

シャロン・テート事件を元にとの情報だったんで、いつ残虐シーンくるんだろって期待と、シャロンめちゃくちゃ可愛くてストーリー進むにつれて好感度上がりっぱなし(映画観でお客さんの反応伺うシーンとか大好き)で、こんな素敵な女性が現実で殺されてしまったんだな…って切なさとで複雑な気持ちを抱きながらついに"その夜"…。
いやいや!!そっち?!そっちかい!!!!!…(止まらない笑い)良いぞもっとやれ!!!ヨシ!よくやった!満足!ブラボー!!………ってなったら良かったんだよなぁ。(←ここまで思えたことにこの映画の価値がある気がする)

ハッピーエンドなんてクソ食らえ、と思ってた時期もあったけど、この映画はハッピーエンドを描くことで実際のバッドエンドの是非を突きつけて、ハッピーエンドの必要性を強く意識させてくれた。素晴らしい作品だなぁと思った!
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