どらどら

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのどらどらのレビュー・感想・評価

5.0
-You are real, right?
-We’re as real as a doughnut.

映画愛に溢れている、”fairy tale”

ハリウッドの光と闇、そして夢と現実
その時代を駆け抜ける三者の、痛いほど輝いている日々
映画という虚構の陰にある、沢山のリアルな感情の美しさ

そして、喜びの原風景を追うヒッピーたち
両者の対比とそこから生じる違和感に、映画への想いが託されている

何より、シャロンの運命を知るからこそ生まれる物語の悲しいまでの緊迫感
“虚構”たる映画なのに、会ったこともない、確かに実在した彼女の”リアル”な感情が感じられる
それも痛いほどに

-Actors are phony.
-Oh.
-They just say lines that other people write and pretend to murder people on their stupid TV shows. Meanwhile, real people are being murdered every day in Vietnam.

圧巻の大傑作

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衝撃が駆け抜けた
映画館に行けなかったのを死ぬほど後悔している
映画が好きでよかった
どらどら

どらどら