びーち

ヒトラーを欺いた黄色い星のびーちのレビュー・感想・評価

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
3.6
ナチスによる、ベルリンからのユダヤ人一掃計画に抗った人々の話。ある者は髪を染め偽名で暮らし、ある者は身分証明書を偽造し非番の兵士になりすます。そして若き戦争未亡人を装う女性、親衛隊の制服を身に纏う少年など、収容所行きを免れるため、各々は孤独の戦いを強いられる。彼らはノックの音に怯え、離散した家族に思いを馳せる。過酷な中、生き延びた彼らの証言のなかで「協力して匿ってくれたドイツ人の存在を伝えていきたい」という言葉が印象的だ。
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