鎌ちゃん

ヒトラーを欺いた黄色い星の鎌ちゃんのレビュー・感想・評価

ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)
3.6
「気持ちはわかるが邦題が仰々しい」
ユダヤ人がというより人間のしたたかさがよく出ていた作品。
逃げるユダヤ人だけでなく、裏切るユダヤ人もいれば匿うナチス党員も反ナチの国民もいましたと描かれてます。
潜伏キリシタンならぬ潜伏ユダヤ人の話や作品は多様にありますが、当事者達が語ったノンフィクションの再現ドラマであり比較的地味な部類の話で派手なエピソードではありません。
そして4つのエピソードが語られますが、どれかは「あぁなんか別の作品で似た話があったよね」と思うのでその裏付けみたいな感じです。
残念なのがユダヤ人視点なのでそこは潜伏に協力したドイツ人(ユダヤ人は国籍剥奪されてます)の話も混ぜてくれればよりフラットな感じがしました。
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