たにわき

グッバイ、リチャード!のたにわきのレビュー・感想・評価

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)
4.6
フォロワーさんの
レビューに惹かれて観てみたら…
何と良い作品だこと🎞

またジョニーのデップさんが
素敵な演技されるわけ。

ガンを患って余命を宣告されると
安静にしていなきゃいけない
と思うのが普通。
でもその普通に囚われない。
やりたいことをやって何が悪い。
学生たちにもそんな事を
伝えたかったのではと思える。

自分の考えや意思を他人に
伝えることができる人間は
貴重な存在。

ガンと向き合う姿を見せることで
学生たちにそれを伝えていたのでは

凡庸になる事が良い事ではない。
やりたい時にやりたいことをやれという
メッセージが読み取れた。

そして作中もうひとつ感じたのは
病の恐ろしいところは
身体的な痛みや苦痛もそうだが、
1番は「不条理さ」にあるということ。

世界には多くの人が生きているのに
なぜその中から自分が病気を
患ってしまったのか。
そういう不条理さを受け止めることの
難しさが病の恐ろしいところだなと
思えた。

その不条理さは
前向きな心や生命力を
蝕んでいってしまう。

でもリチャードは
「死」があるからこそ
今をありがたいと思える。
今を楽しもうと思える。
と言う風な事を言っていた。
※勝手な解釈かも笑

何と素敵な考え方だろうか…。
感銘。

まとまりのない文を長々と
失礼しました💦

とにかく良かった!
心が温まった。
たにわき

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