ミュージカル×ゾンビ×コメディという好きなジャンルを掛け合わせた映画。B級っぽいし、ショーン・オブ・ザ・デッドにははまらなかったので期待せずに観たけど、よかった。
なかなかつらい展開だけどミュージカルのおかげかシリアスになりすぎず、笑えるところはちゃんと笑えるバランスのよさ。
主人公が歌いながら登校してる背後で隣人がゾンビと追いかけっこしてたり、ボーリング場ならではのゾンビの倒し方だったり、クリスマスのふさふさの飾りを振ってゾンビをおびき寄せたり(地味!)、ほかは既に思い出せないけどシュールな笑いが私には合ってた。
残念なのはミュージカルシーンがどれも似通っててあんまりクオリティ高くないこと。ミュージカル映画として観るとそんなに好きではないけど、これは肩の力を抜いて観るシュールなポストアポカリプスコメディ映画だし、これくらいがちょうどいいのかもしれない。アギレラみたいな歌唱力でこられたら歌に集中しちゃうし。
ステフは美しい。