てるる

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のてるるのレビュー・感想・評価

4.7
完成披露試写会に参加させて頂きました!

結論から言うと涙と笑いと感動でシリーズとしても、フィナーレとしても最高の出来。

物語はロケットの過去、スターロードとガモーラの関係を軸に展開。

ピーターってガモーラのことであんな自棄になってても、仲間のピンチとあらば即切り替えて行動に移せるところだよな。

だから皆ついていくんだろうし、普段あんなでもめちゃくちゃカッコイイ。
クリス・プラットはガチでハマり役だよなぁ。

相変わらずドラックスには笑わせてもらった!
どんなシリアスな場面でもドラックスがいることで救われる。
スタローンとの絡みは「大脱出」を思い出したよw

しかも今回凄いのが、GotGのメンバーそれぞれだけでなく、脇キャラや新キャラまで含めて見せ場があること。

少しだけとはいえ、あのキャラまで登場させたのは素晴らしい👏
あれは泣いちゃうわ。

エンドロールではあの人がチラっと映った時は笑いが起きてた。
あと個人的に大好きなあの人も!

個人的にはウィル・ポールターのウォーロックがめちゃくちゃ良かった!
ホントに良い役者だわ。
ウォーロックがペットにするアイツもめちゃくちゃ可愛いよ!

ロケットの過去に出てくるキャラ達は「トイストーリー」でシドに改造された玩具たちを彷彿とさせて切なかった…😭

ジェームズ・ガンの素晴らしいところって、こんだけ痒いところにまで手が届く脚本も作れるのに、グロさやエグさを恐れないところ。

これだけ有名になって、大作の監督でも「スリザー」の頃のキモさやグロさを忘れずにぶち込んでくれるの好きすぎる。

もちろん音楽のチョイスもセンスあって、それがシリアスとコメディとカッコ良さのバランスを上手く取ってる。

エンドロールもとにかく秀逸でエモさが爆発してるし、ラストの写真とか今までのMCUには無かったハイセンスっぷり。

なんかもう色々スゴすぎて、面白さと楽しさと「これで終わりなの?」という切なさで感情がごちゃ混ぜになりすぎて書きたいことがまとまらない!
とりあえず今年のベスト10入りは確実です。

とにかくフェーズ4にハマらなかった人、ドラマまで観るのが面倒で諦めちゃった人でも、コレだけは是非劇場で観て欲しい!

ディズニーというか、MARVELは惜しい人材を手放したよなぁ(もちろん戻ってくる可能性もあるだろうけど)。
逆にDCEUはリスタートが不安だったけど、この作品を観たら楽しみの方が勝ってきたよ!
てるる

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