落ちこぼれチーム感動のフィナーレ!?
サノスとの戦いで最愛のガモーラを失ったピーターは、立ち直ることができず酒浸りの日々を過ごしていた。
そんな中銀河より謎の刺客が現れ、応戦したロケットが致命傷を負ってしまう。
マーベル・シネマティック・ユニバース32作目。
これまで語られなかったロケットの過去が明らかとなる。
CGとはいえ動物虐待とはなかなか攻めてると思うが、昔のカルト映画みたいな世界観や毒々しいモンスター達も登場し、その存在は異様だが自然に感じる。
個人的にジェームズ・ガンといえば「スーサイド・スクワッド」の方が好みだ。
しかし本作を見ていて思うのは、彼はキャラの引き立て方が本当に上手い。
話はよく脱線するしお世辞にも頭がいいとはいえない連中だけど、それぞれに信念と優しさ、チームの枠を超えて必ず助ける強さを持っている。
終わった頃にはみんなを好きになる、そんな愛すべきチームに育てたジェームズ・ガンの功績は大きい。
ただヴィランがキレまくってたせいで弱々しく感じてしまったのは惜しかった。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズは本作をもって完結。
また会う日まで!
※MCU今後のラインナップ
「シークレット・インベージョン」
6月21日(水)ディズニープラスにて配信
「マーベルズ」
11月10日(金)劇場公開