ジェームズ・ガン監督のカムバックに心からありがとう。
三部作ぜんぶ同じテンションでぶち上がるシリーズはちょっと他に思いつきません。
鑑賞後はエンドゲーム時と同じ喪失感に襲われました、終わってしまったんだ。。
シリーズの持ち味である色鮮やかでダイバーシティな世界観、ユーモアのある台詞の応酬。
ガン監督十八番の、ガーディアンズが横並びで歩くショットがケレン味たっぷりで大好きです。
音楽は言わずもがな。冒頭からレディオヘッドの“Creep”でいきなりギュウって心掴まれちゃう。。今作も神セトリねと早々に確信。
最終章にガーディアンズが気持ちを一つにする理由が、銀河の危機とかじゃなく、重症のロケットを救う為というのがなんとも彼ららしいよね。
(ロケットの過去は悲惨過ぎて、マスクの中で涙に溺れた。)
銀河のはぐれ者集団ガーディアンズに完璧な人物はいないけれど、その欠点だって視点が変われば、そのままの形で美点になり得る。
良いところも悪いところもありのままで。
彼らの物語が迎えるに相応しい愛に溢れた結末でした。