乳酸菌

クリード 炎の宿敵の乳酸菌のネタバレレビュー・内容・結末

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

鑑賞前、流石に前作クラスのカタルシスを求めてなかったし、鑑賞後の印象も「クリード チャンプを継ぐ男」の後付け感は否めない。

ドラゴの父親と息子の苦労話とか、相手のキャラを盛り立てる演出も欲しかったかな。印象的なキャラクターだし。

なので折角の素材をもっと上手く調理出来た筈なのに!って観てて歯がゆくなったり、脚本次第ではもっと熱い演出も可能性の一つとしてあったかなと思う。

確かにボクシングの試合シーンは熱く目が離せない、ある意味、演出も込み込みだから本物のボクシングよりも見応えがあったりして、だからこそ、更に見応えのあるシーンが撮れたのにと、欲を言えば。

まあ、及第点は挙げられる出来具合。決してつまらないボクシング映画では無いです。

標題には記載はないにせよ「ロッキー」の名を継ぐ作品として、それなりの評価はしても良いかなと。それ故、あまり辛口な評価はしたくない、甘目の目線で。

予定調和なストーリーテリングと言ってしまったらあんまりだけど、それも込みでの鑑賞だったら決してつまらない映画では無いので、ハードル低めでこれから観る人にはそんな鑑賞スタイルでいいかも。
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