トゥルー・ロマンスのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

クラレンス（クリスチャン・スレーター）は映画館でアラバマ（パトリシア・アークエット）と出会い恋に落ち翌日結婚する。クラレンスはコールガールだったアラバマの仕事をやめさせようと、売春の元締めであるドレクスル（ゲイリー・オールドマン）のもとへ向かうが銃の撃ち合いになってしまう。クラレンスは何とかドレクスルを殺害しその場から逃げたが偶然大量のコカインも入手してしまう。


タイトルは「トゥルー・ロマンス」。一組のカップルのロマンティックな恋愛劇が見られるけどタランティーノ風味が強い。銃と暴力と血が流れる。タイトルにつられて甘い恋愛映画と勘違いしてこの映画を鑑賞してしまった人がいるかも。
テーマ曲の"You’re So Cool"は明るく軽快でいい。
主人公はコミックショップの店員で映画オタクでサニー千葉の映画を見ている。完全にタランティーノの自己投影。
サミュエル・L・ジャクソン、ゲイリー・オールドマン、ブラッド・ピット、ヴァル・キルマー等がちょこちょこ出演。デニス・ホッパー、クリストファー・ウォーケンといったベテラン俳優もいい味を出している。

当初の脚本ではクラレンスとアラバマは二人とも死ぬ予定だったが、監督のトニー・スコットがハッピーエンドを臨んだため変更。個人的にはハッピーエンドで正解だったと思う。