しょこ

トゥルー・ロマンスのしょこのレビュー・感想・評価

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)
3.8
コミックブック店で働き、大の映画好きの冴えない青年クラレンス。誕生日の夜に出会ったのは、ブロンド美女でなんとも可愛らしいアラバマ。瞬く間に2人は恋におち、翌日には結婚。ところが、アラバマはコールガールとして働いていて、ポン引きのドレクスルの存在が。クラレンスはアラバマの服だけを取り返すつもりだったが、揉み合った結果ドレクスルを殺し、持ち帰ったケースの中を見てみると大量の麻薬が。2人は一獲千金を夢見てロサンゼルスへと向かうが警察や麻薬元締めのマフィア達等各々の思惑が交差し、やがて物語はとんでもない結末を迎える。

清々しいほどのセックス&バイオレンス。ぶっ飛びまくったカップルだけれども、命を賭しても構わない相手を互いに見つけられたことは何にも代えがたい幸せ。もうここまで周り巻き込んで他人に迷惑かけまくった挙句の結末であれば、これぞ純愛だわ。
更にこの映画、豪華キャストが共演していたことに驚き。ゲイリーオールドマンや、サミュエル・L・ジャクソン、そしてブラッド・ピット等錚々たる面子が揃っているにも関わらず全員出演時間短いのなんのって。サミュエル・L・ジャクソンなんて一瞬で退場。なんとも贅沢。

ずっと木琴調の素朴な音楽が流れてくるのに映り続けるのは、銃撃戦と暴力と多くの死体。ラストの銃撃戦までくると面白いくらい人が死ぬ。三つ巴の均衡が破られた末、生き残るのは2人だけ。圧巻でいて、無残に撃たれ、死んでいく人々を見て爽快感すら覚える。


「人生を変えた恋をした。あなたのためならば、死をも厭わない。そんな愛が私たちにはあるのよ。」

映画らしくだいぶ誇張されてはいるが、紛れもない〝真実の愛〟が此処には描かれていた。


P.S.
全国の女性陣、
可愛いブロンド女って、桃の味がするらしいよ。