クリストフォルー

大奥のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

大奥(2010年製作の映画)
4.2
映画公開当時は原作漫画は未読だったが、通院中の歯医者の待合室に置いてあった単行本を手にして、この漫画が、本格的な歴史改変SFを志向しているのに気づいた。
大河的連載作の1巻目を映画化した本作は、まだ女性時代劇の入口にすぎないが、逆にイケメンパラダイスな映像化で、柴咲コウの吉宗の登場が、文字通り、あざやかな逆転大奥を見せてくれた。コウちゃんとワクどんの共演もお宝じゃ。
本作に続くドラマ化、映画化も愉しめたが、漫画連載が完結してからの連続ドラマ化が観られるとは、嬉しい驚きだった。
クリストフォルー

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